国家国民のためにという思いから仲間と立ち上げた勉強会、「有隣会」のパーティーが多くの方のご参加のもと開かれました。今日の谷垣日記はこのパーティーでの私の挨拶を掲載させていただきます。
皆様、今日は私ども有隣会と日本の未来を語る会、このように大勢の方にお出でをいただきまして、心から、心から厚く御礼を申し上げます。このところ梅雨に入りまして関東地方も豪雨といいますか、大変な雨の量でございますが、お陰様で今日は天も有隣会に味方していただいて、雨も今のところ降らずにこの会を持つことができたわけでございます。
私、昨年のこの会の時には皆様に御礼を申し上げました。皆様にお支えをいただいて、自民党は選挙に勝たせていただき、もう一回公明党とご一緒に政権に戻ることができた。いろいろ苦労があったけれども、こうして政権に戻ることができて、野党の苦労も無駄ではなかったということで皆様に御礼を申し上げたと記憶しております。
そして、今年は政権に戻していただいて一年半ちょっと経ちました。有隣会の仲間が至る所で政権を支え、政策を作り、国民のために頑張っている姿を私は目の当たりにしております。皆様にご支持をいただいて、私どもの同志がこれだけ頑張っている。本当にありがたいことだなと、このことを皆様に今年は御礼を申し上げたいと思っております。
今日は公明党の山口那津男代表にお出でいただきました。実は、山口さんと私は司法研修所の同期生なんです。司法研修所の同期生と言ったって、どうも谷垣の方が歳が上みたいじゃないかとお思いになる方はたくさんいらっしゃいますが、要するにどっちが秀才だったかということで、山口さん、私よりずっと秀才だったということでございますが、今日、こうして政権に戻れたのも、野党時代、同期生の山口さんとご一緒にスクラムを組んで年月を送ることができたことが大きかったと山口さんにも、公明党の皆さんにも改めて御礼を申し上げたいと思っております。本当に山口さん、ありがとうございました。
今、お陰様で安倍総理は大変なリーダーシップを発揮されまして、景気もようやく、だいぶ良くなってきたという感じがいたします。そして、いろいろな意味での国民の求めるリーダーシップを安倍さんは上手に発揮していただいていると思います。今までの歴代の総理大臣の中でこれだけ世界中を飛び回って、日本の主張を世界各地に発信しておられる総理大臣というのは、ちょっと想像してもいらっしゃらなかった、こう思います。こういう安倍さんの頑張りと同時に、私ども野党を経験しまして、与党というものはいろいろ議論をしても最後はまとまって、団結して政権を支えなければいけない。野党時代にその事をつくづく自民党は学びました。そういうことで、今のところ一糸乱れぬ行動で今日までまいりました。しかし、安倍さんが思い切ってリーダーシップを発揮されまして、いろいろなことを模索しておられますと、同時にやらなければならないことは、私ども与党というのは国民統合の役割を果たさなければなりません。いろんな議論をやはり党の中でも十分やり、そして公明党の皆さんとも十分議論をやって、物事をまとめていく、こういうことが何よりも大事なのではないかと、私は思っております。
私もだいぶ歳をとりましたので、若い方々にどんどん前に出て、活躍していただくバックアップをこれからの仕事といたしまして、年寄として頑張りたいと思っておりますが、どうぞ皆様これからも有隣会をお支えいただき、励ましていただきますように心からお願いを申し上げまして、私の御礼のご挨拶といたします。
誠に今日はありがとうございます。
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