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2012年1月
2012年1月26日
代表質問
 

今日の代表質問で、野田総理に対し議会制民主主義の根本は何なのか、そしてその上で重要案件に臨む政治の心構え、政治家として考えるべきことについて質問をしました。外交案件やいろいろな諸問題がある中で、あえて一本に絞って質問したということです。

しかし、総理の答弁は甚だ内容が希薄と言うか、居直ったと言うか、表面を糊塗することだけを言い、正面から私とぶつかり合うことを避けた、逃げた、腰が引けたもので、論評に値しない答弁であったと思います。実際に消費税率を上げるのは次の政権に委ね、この任期中には上がらないからマニフェスト違反の問題は生じない、という論理を理解するのはなかなか難しいと思います。要するに立法府で決めることがどういう意味を持つのかということに対して正面から答弁せず逃げているのです。

消費税についてもそれを何に使うか社会保障のところで触れていますが中身は空疎なのです。消費税の逆進性対策をどうするか、何も手を打てていません。中身と言えるのは何年後に8%にする、さらにその後に10%にするということだけが具体的な内容です。税法としてそれだけで執行できるようなものになるのかどうか、今の税と社会保障の一体改革の中で消費税を上げることだけ決めることを提案しているのではないか。要するに、野田さんの意識の中でも、今度やるものは税法としては極めて骨組みだけというか、素案と言うけれども、素っ気ない素案ではなく、粗末な粗案と言うか、粗っぽい粗案を決定するのだから、実際の決定は次の政権でやるのだということを考えているのかもしれません。そうなると、この案は論評に値しない酷い見解だと言わざるを得ません。

野田総理は真摯に話をしようと思うなら、自分の足下や何かに対して真摯な反省をし、議会制民主主義としての本道に帰り、それこそ大人虎変(たいじんこへん)し、君子豹変して、正道を踏むことが必要です。マニフェスト違反でも何でもない、こんなことは当然だというのでは、なかなか話が進まないと思います。にもかかわらず協議を呼び掛ける野田さんは鉄面皮としか言いようがありません。「君子豹変す」という野田さんの好きな言葉で言えば、あの後には「小人は面を革(あらた)む」と書いてあるのです。顔つきだけ、表面だけを拭っているという「君子豹変」の後に書いてある言葉が、そのまま適用されるのかもしれません。

 
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2012年1月24日
施政方針演説について
 

野田総理が税と社会保障の一体改革に極めて気合が入っていると聞いていたので、燃えるが如き施政方針演説をするのかなと一分の期待を持っていましたが、残念ながら聞いているうちに白々した気分になってきたというのが正直なところです。議場の雰囲気も同様ではなかったかと思います。

理由はいろいろあります。野田総理は税と社会保障の一体改革を取りまとめるために党内をどうやって説得しようとしているのか。現実には言葉だけで行動はあまり見えてきていません。また、現在円高とか諸問題がありますが、ああ、なるほどこういうことをして乗り切っていこうとしているのかという具体的な施策に関する言及はほとんどありませんでした。社会保障についても、一体消費税で何をしようとしているのかについてはほとんど触れられていません。つまり具体的行動と具体的政策が見られないというのが一つの理由です。

より根本的には、自分たちの立っている足下に対する虚心な考え方、反省が全くないのです。つまり、国民との信頼関係を作らなければ駄目だということを私は何度も指摘してきました。少なくとも本気で協議をしようとか、いろいろなことを呼び掛けるのであれば、なぜあのようなマニフェストでこのような主張をするのか、もっと真摯な反省なり言葉があって然るべきだと思います。野田総理は、「マニフェストに書いてないことはやってはいけない、マニフェストに書いてあることはすべてやると言ったら何もできない」と言ったけれども、マニフェストに書いてあることは書いてある。マニフェストに書いてないことは書いていない。なぜそれをやるのか。あるいはやらないのか。もっと真摯な態度がなければ、聞いている方が白けるのも至極当然です。

選挙の事ばかり考えるなという発言がありました。しかし自民党は所得税法附則104条や、参議院選挙で「当面10%」を掲げて戦ったのです。野田総理は全然違うことを言って選挙を戦っておきながら「選挙の事ばかり考えて」とはよくも言えたものです。その言葉をそっくり返したいと思います。

総じて言えば、「政局よりも大局を」と言ったけれど、小さなことだけを考えて実は大きな政治が全然見えていないのではないかというのが野田総理の施政方針演説を聞いた私の印象です。

 
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2012年1月19日
衆議院の定数問題について
 

民主党の政治改革推進本部で0増5減等々を含む案を一応決定したようです。最高裁判所から1票の格差が違憲であると指摘されているので、それを早く解消しなければならないのは国会としての責務であろうと思います。その意味で我が党が提案している0増5減というのは一つの方向でありますし、さらにこの問題を解決する時に定数増ということではなくて、定数削減を図りながらやっていくというのは、我々も当然の方向だろうと思います。

しかし、ここに至る手段、段取りに目を向けると、これまで与野党間で8回も協議を行ってきましたが、民主党は問題解決に向けて具体的な案を提示することなく消極的な姿勢に終始していたのです。そのような意味で今回の民主党の決定は大変唐突であり、言ってみれば、増税の為の選挙制度改革という色彩が嫌でも目に付くのではないかと思います。余りにも安直で、取って付けた感じがすると言わざるを得ません。

上でも指摘したように0増5減で選挙区の格差是正を図っていくのは当然のことだと思いますし、削減するという方向は私どももその方向で考えていますが、民主党案の比例代表80削減は相当大きく小選挙区と比例代表のバランスを移す考え方です。小選挙区は1票でも勝った者が100%、負けた者は0%ということですから、比例代表と組み合わせて調整を図っているのが今の制度です。比例代表だけで80を削減する案になると中小の政党のダメージは極めて大きいと思います。適切に代表させるという観点からは非常に考えの足りない案ではないかと思います。中小の政党が果たして理解するのかどうか、もっとしっかりと整理する必要があります。衆議院で300議席を超える国会議員を持っている政党がこのような問題点をもっとよく認識して対応しないと成るものも成らないのではないかと思っています。

 
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2012年1月13日
内閣改造
協議の名の下の談合は国会審議の形がい化を招く
 

今回の内閣改造では5人の閣僚が交代すると聞きました。これから予算を審議するわけですが、予算を作った閣僚が交代し、予算を作らなかった閣僚が国会で答弁するというのは昨年もそうでしたが私はよいことだとは思いません。このようになったのは二閣僚について昨年全野党の意思で問責決議が通ったわけです。あの時にすぐに更迭を行っておけば、こんなことにはならなかったと思います。つまり、問責された二閣僚について何とか責任を覆い隠そうとしてこういうことになった。しかも4か月ちょっとでこれだけの内閣改造をしなければならないというのは、当初適材適所と豪語していましたけれども、程遠いものであったことが明らかになったと思います。


税と社会保障の一体改革について、政府与党として見解をまとめ、国会に法案を出すでしょう。しかし国会に出す前に一部の野党と談合して中身を決めてしまうということは国会審議の形がい化につながる。ましてマニフェストに全然書いていないことを国会審議の形がい化を利用してやっていこうというのは筋が全く違うことだと思います。野田さんは「マニフェストに書いてないことはできないということになったら何もできない」みたいなことを述べていますが、復旧復興をやるのは当たり前です。マニフェストに書いていないからできないなんて話はあり得ません。しかし一昨年のマニフェストにあれだけよくも社会保障の新しい施策をずらずらと並べておきながら、それは無駄の排除でできるとしていた。しかしできなくなってしまった。だから消費税だと言うのは事柄の性質が違います。あのマニフェストは美しく言えば破たんしたということですが、的確に言えばウソの上に成り立っていたのです。そのウソに加担することはできません。

私は今の政治の一番悪いところはケジメなしになし崩しで物事が進んでいくことだと思うのです。要するに先程触れましたが、野田さんが言った「マニフェスト通りでなきゃダメだと言うなら何もできない」これもずいぶん杜撰な言い方だと思います。変えるなら変えるでしっかりと説明責任を果たしてその都度その都度ケジメを付けていく。そのケジメの付け方は事によっていろいろでしょう。しかしそういうことなしになし崩しで進めようとする。民主党の中ですら反対と言って署名を集めている議員があるわけでしょう。それをどうするのでしょうか。政府与党でちゃんと案を作る前に政府野党で案を作るのはおかしいのではないでしょうか。

 
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