国会が終わり、自民党の役員の任期も来ましたので、人事の刷新を行いました。
大島理森副総裁と石原伸晃幹事長には引き続きお願いをすることとし、総務会長には塩谷立議員、政調会長には茂木敏充議員、そして国対委員長には、これは幹事長人事ですが岸田文雄議員に就任してもらいました。このメンバーで頑張っていきますので宜しくお願いします。
自民党は二年前に野党になり、この間歩んできた目的は、もう一回党を刷新して国民の皆様に信頼していただける党に生まれ変わり、そしてそれを踏まえてもう一回政権を奪還したいということでした。今回の人事の目的もその基本の上に行ったものです。特にこれからの一年間は、政府与党に協力すべきところは協力しなければいけませんが、政権与党を追い込んで、もう一回国民の信を問う。そのきっかけを作っていくということが何よりも大事なことと考えています。
留任の大島副総裁、石原幹事長は、今まで本当に苦労をして、その役割を立派に果たしてきたお二人です。今更このお二人について私から申しあげることは控えます。
塩谷総務会長は既に閣僚も経験し、政策面でも文教関係その他、大変政策通ですが、党人として今まで副幹事長や政調副会長の責も担い、いろいろな物事をまとめて党として団結して進んでいけるような役割を果たしてきました。これから一年間総務会をまとめて行くうえで難しい問題が多々あると思いますが、党人としての戦う体質をしっかりと発揮してくれると思っています。
茂木政調会長は、色々な経済閣僚等々を経験してきた政策通です。どういう政策活動を展開していくか。特に与党との間でどのような政策の協調をし、あるいは批判をしていくか。これは自民党が目標を果たす上で極めて大事な課題です。大変戦闘力のある政調会長をまた迎えることができたと思っています。
そして、この闘争の主舞台、国会は、清新で、しかも大変粘り強い議論を今までしてきた岸田国対委員長に頑張って戦ってもらうことになるわけです。
一致結束してやっていきます。宜しくお願いします。
|