もう皆さんご承知のとおり、チリの鉱山落盤事故で33名の方が無事救出されました。
家族とともに無事を喜んでいる姿を見ると本当に良かったなと思います。私も昔、山岳部で登山をしていました。山でもアクシデントはまま起こるので、どのように対応するか非常に関心を持ってみていました。
今回のチリ政府そして実際に遭難された方たちを見ていますと、あの現場監督の方の33名の方をまとめる力というものは非常に見事だった。また政府の初動の措置等々も極めてよかったと思います。リーダーシップが大いに発揮されていました。こういうことは我が国政府も学んでもらわなければいけないことだと思います。こういうリーダーシップを発揮され、現場監督の方は見事な統率力を発揮し、危機を乗り切ったことを心から皆様とともに喜びたいと思います。
今週12日(火)、北海道5区の衆議院補欠選挙が告示されました。この補欠選挙は言うまでもなく、民主党の小林千代美前議員の政治と金の問題、公職選挙法違反によるやり直しの選挙です。わが党としてはクリーンな政治をとり戻さなければいけない。なんとしても勝利するために、町村さんも非常に力を入れてがんばっていただいていますが、わが党としても全力を上げて、この選挙で必ず勝利を勝ち取りたいと考えています。
予算委員会です。今週12日(火)、13日(水)衆議院予算委員会で基本的質疑が行われ、今は参議院で行われています。わが党は衆議院では石原幹事長、石破政調会長そしてシャドウ・キャビネットの各担当大臣が中心となって質問をしましたが、政治と金の問題、景気経済対策あるいは尖閣の問題、公務員制度改革の問題等々なかなかシャドウ・キャビネットのメンバーも力を入れてよい質疑をしてくれたと思っています。
菅政権の抱える重要問題に相当切り込みましたが、菅総理のほうは熟議と自ら言っているのとは程遠い、逃げに終始した答弁だったと思います。「正々堂々と自ら信じるところをやるぞ」という気迫は残念ながら感じられなかったというのが正直なところです。
特に小沢元幹事長の証人喚問の対応ですが、これは菅総理が党のリーダーとして当然のことながら指導力を発揮しなければなりませんが、答弁は全て「国会でご議論になること」という無責任な答弁に終始して、積極的に対応をしようという気迫はこの点でもなかったと思います。民主党は役員会でもこの結論を先送りするということがあり、代表選挙が終わってから、政治と金の問題に関しては挙党一致で消極体制をつくっているように見受けられる。わが党は引き続き証人喚問の実施と、きちっと事態を解明していくことを求めてがんばります。
今日はシャドウ・キャビネットを開きました。
今日議論したことは「インド洋におけるテロ対策海上阻止活動および海賊行為等対処活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法案」これを審議して、了承しました。
この法案はインド洋でテロ対策海上阻止活動および海賊行為対処活動を行う諸外国の軍隊に対して補給活動を行うものです。日本だけが良ければ良いのではなく、国際社会の平和と安全のために日本ができることは積極的にやっていこうという姿勢をあらわすための法案で、明日総務会に報告をすることになっています。
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