政府・与党の人事についていろいろ議論がありましたが、結果としてきわめて穏当な結果になり、喜んでいます。
人事がひとまずおさまり、いま一番大事なことは、現在行われている静岡の知事選にしっかり勝つ、そして、明日からの東京都議選でもしっかり戦う、ということではないかと思っています。一つ一つクリアしていくことが大きな意味で国政の方向を安定させていくことに役立つと思います。 もう一つ、民主党の鳩山代表の政治資金問題に関しての、いまの民主党の対応はいけないと思います。
党首が、二代続いてこういう問題をおこすということは、政治資金制度に対する信頼を極めて大きく損なうものだと私は思います。聞くところによると、鳩山党首のここ数年間の個人献金は八割が偽装だということですから、相当問題があるのではないでしょうか。鳩山党首は以前、他の方にこういう問題がおきた時に、「政治家本人の責任であり、事務的なミス、職員がやったなどという言い逃れは許さない」ということを言った経緯があります。明らかに他人に厳しく自分に甘い体質があるのではないかと思います。岡田幹事長も鳩山党首の会見後に「説明責任を果たした。諒とする」と言っていますが、理解できないことです。
この民主党の他人に厳しく自分に甘い体質は、小沢前党首の西松問題のときにも出ていて、「政治資金問題を巡る政治・検察・報道のあり方に関する第三者委員会報告書」の中で指揮権発動を容認するがごとき記述を載せていました。指揮権発動とは検察の独走を法務大臣が最後に抑えるものですが、自民党はずっと政権の座にある中、たしかにいろんな事件がありましたが、指揮権の発動はできるだけ抑制的でなければならないとして運営してきました。それに対して民主党は、すこし自分のところで問題が出ると、指揮権発動を報告書の中で示唆しています。司法制度の運営という点でも相当大きな問題を内包しているのではないかと思います。
いずれにしても、鳩山党首の政治資金問題は、きちっとした結論を出す必要があります。
|