昨日は総理が環境に関してスピーチをされました。COP15にむけてのとりまとめまでには、まだいろいろな山があるだろうと思っています。
「マニュフェスト」「骨太の方針」も動き出してきました。選挙が近くなり、いろいろなことがあると、少しでも有利になるように、いろいろな考えが出てきます。しかし一番の基本は、「国民生活のいまの不安にどう応えていくのか」という骨格のしっかりしたものを打ち出すことだと、私は思っています。
こうして、だんだん整理が進んでいくと、日本郵政の社長問題については、党内にいろいろな議論がありますが、総理に高い見地から、きちっとご判断をいただかなくてはならないと思います。
これに関連して、内閣改造に触れたりする方もありますが、内閣改造というのは国民生活の課題にどう応えていくか、という視点からきちっと判断しなければいけないことであって、ちょっとごちゃごちゃしたことが起ってきたから、小手先で改造をやるようなことではいけないと私は思っています。ぜひとも総理には高い見地から思い切った判断をしていただきたいと思っています。 他党のことですから、口を挟むべきことではありませんが、あと一つ付け加えます。
民主党で西松問題に関してレポートが出ました。党がやることですから、ある意味での党派性が出るのはやむを得ないことだろうと思います。しかし、看過できないことは、ダミーということを知りつつ、あるいはダミーの構想を一緒になって作っておいて、あれだけの巨額な政治資金を受けるということ、これを違法ではないというような議論は少しおかしいのではないかと思います。一件落着みたいな気分になっていますが、これで忘れ去ってしまってはいけないと思います。
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